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4月末時点で川田騎手がリーディング爆走中

JRAの競馬は基本的に土曜日と日曜日に開催されており、各競馬場で12レースずつ開催されます。馬に騎乗してより良い成績を収めるのが騎手の役目ですが、ここ最近はルメール騎手など外国人ジョッキーの活躍により、日本人がリーディングジョッキーの座を獲得できずにいます。

一昔前は武豊騎手がリーディングジョッキーを獲得するのが当たり前の時代が続きましたが、その後地方競馬出身の騎手の台頭などによってその状況が変わりつつありました。ルメール騎手とデムーロ騎手が正式にJRA所属の騎手となり数年経過しましたが、JRA騎手として2人の外国人がデビューしてからというもの、より日本人騎手の活躍の場は狭まってしまったようです。

実際にそれは勝ち星を見ても理解することができ、例えば昨年のリーディングジョッキーは215勝を挙げたルメール騎手、2位が153勝のデムーロ騎手、3位が日本人の戸崎騎手で115勝となっています。2019年もこの状況が続くであろうと多くの競馬ファンが予想していたと思われますが、4月末時点での成績は驚くことに予想を裏切るものでした。

4月末時点のリーディングジョッキーは栗東所属の川田騎手で58勝。それに続いて昨年のリーディングジョッキーでもあるルメール騎手が43勝、3位が42勝で武豊騎手、デムーロ騎手は39勝に甘んじています。
川田騎手が勝ち鞍数で一歩抜けている状態であり、ルメール騎手とデムーロ騎手をはじめとした2位以下のジョッキーは接戦状態です。これは川田騎手が4月後半に騎乗停止処分を受けてしまっての数字なので、この処分がなければより勝ちクラスを伸ばしていたでしょう。

まだまだ4月が終わった段階であり、1年の半分も過ぎていません。ですので今も外国人ジョッキーや武豊騎手などが川田騎手を抜かす可能性もありますが、川田騎手の勝率は0.276とすさまじく、この数字はルメール騎手や武豊騎手、デムーロ騎手をも圧倒的に超えています。

昨年のルメール騎手の勝率が0.278、デムーロ騎手が0.239ですが、4月末時点では2人とも0.2を下回っています。確かに2019年になってもより良い成績を収めている両者ですが、例年に比べると満足のいくものではないでしょう。特にデムーロ騎手の場合は不調が続いているように思え、平場のみならず得意のGIにおいてもその不調さが顕著に表れています。

過去に川田騎手はリーディングジョッキーの座に就いたことはないので、2019年こそはという思いで騎乗しているのではないでしょうか。暴露王も川田騎手の活躍に期待しています。

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2019京都新聞杯の有力馬をチェック

5月に行われる暴露王期待の京都新聞杯は日本ダービーの前哨戦としても知られるG2競走です。もともとは秋の時期に開催されて菊花賞の前哨戦として機能していましたが、今の時期に移されています。

例えば2013年には日本ダービーを制することになるキズナが京都新聞杯で見事な追い込み勝ちを決めています。キズナの他にも2004年にはハーツクライ、秋から春に移動された2000年にはアグネスフライトが制しています。

2019年の京都新聞杯に出走する予定の馬の中で注目しなくてはならない馬はブレイキングドーンでしょう。この馬は皐月賞では11着に敗れてしまいましたが、弥生賞3着、昨年のホープフルS5着、京都2歳S2着という実績を収めているので怖い存在です。父はヴィクトワールピサ、母父はホワイトマズルという血統です。

その他には松山騎手が騎乗する予定のタガノディアマンテも上位人気になるでしょう。この馬はきさらぎ賞でダノンチェイサーの2着に敗れましたが、皐月賞では6着に入っています。父は三冠馬のオルフェーヴル、母父はキングカメハメハという血統で、ぜひとも京都新聞杯を勝ってダービーに駒を進めたいところです。

他には武豊騎手が騎乗予定のトーセンスカイも面白い存在です。2戦1勝で主な勝利は3歳未勝利戦のみですが、注目される存在となりそうです。父は島川隆哉氏が所有していたトーセンラーなので、その産駒で夢のダービーを目指すというのはオーナーブリーダーならではの醍醐味ですよね。

もちろんこれらの他にも有力馬はおり、外国人ジョッキーのアブドゥラ騎手が騎乗する予定のサトノソロモンは、新馬戦と大寒桜賞を連勝しています。2戦2勝の無敗で挑むだけでなく、大寒桜賞で破ったリオンリオンが4月後半の青葉賞を制しているのでもしかすると上位人気になるかもしれません。

そしてスプリングSで2番人気になったロジャーバローズ、未勝利戦とアザレア賞を連勝中のヒーリングマインド、良血のフランクリンなどにも注目していただきたいです。京都新聞杯は単なるG2レースではなく、ダービーの最終チケットを獲得できる場でもあるので、各馬の陣営は虎視眈々と狙っているでしょう。京都新聞杯は2200mで行われますが、これまでにこの距離の使ったことがない馬がほとんどなので、その点も踏まえた上で馬券予想の検討をしたいです。

秋から春の開催に変わって注目度が下がった京都新聞杯ですが、今年も活躍馬を輩出して、再びスーパーG2として機能して欲しいです。

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