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皐月賞はサートゥルナーリアが勝利して無敗継続

4月14日に中山競馬場で行われた皐月賞。牡馬が目指すクラシックレースの初戦であり、三冠馬になるためにはここに出走しなくてはなりません。

今年の1番人気は昨年のホープフルSなどを制覇し、3戦3勝で出走したサートゥルナーリアです。ホープフルSから皐月賞までは前哨戦を使うことなく直行ですが、昨年アーモンドアイはシンザン記念から前哨戦を使わず桜花賞を制覇しているので不安に感じた人はそれほどいないはずです。アーモンドアイとサートゥルナーリアは両方ロードカナロア産駒ですし、またノーザンファームグループが誇る外厩を使っているという点も強みとなっているでしょう。

サートゥルナーリアの単勝オッズは1.7倍で、2番人気のアドマイヤマーズは5.7倍、3番人気のダノンキングリーは5.8倍となっています。4番人気のヴェロックスまでが単勝オッズ10倍以下で、全体的に見てもサートゥルナーリアへの支持は非常に大きいと理解できます。

2番人気のアドマイヤマーズは昨年の朝日杯フューチュリティSを制した馬で、前走の共同通信杯でダノンキングリーに敗れた以外は全勝を誇り、5戦4勝2着1回というほぼパーフェクトな成績を誇っています。3番人気はアドマイヤマーズを破った実績のあるダノンキングリーで、この馬は3戦3勝無敗のまま皐月賞に臨みました。4番人気のヴェロックスは重賞勝利こそありませんが、今年に入り若駒ステークスと若葉ステークスを勝ち、暴露王から見てもまさに勢いに乗っている馬と言えます。

レースがスタートするとまずランスオブプラーナがハナを切ります。それに続いてダディーズマインドやクリノガウディーといった馬たちも前目につけ、ペース自体は平均的な流れでした。しかし途中で後方にいた馬たちが進出を開始し、レースの流れが変化し、3コーナーをカーブし4コーナーに入る頃には複数の馬が先頭に並んでいました。まずヴェロックスが抜け出しにかかりますが、すぐさま外からサートゥルナーリア、内からダノンキングリーが押し寄せてきます。この3頭は僅差での入線となりましたが、サートゥルナーリアがヴェロックスを頭差かわし優勝し、2着のヴェロックスと3着のダノンキングリーはハナ差でした。

実は直線で2着に入ったヴェロックスの進路が狭くなるという事象もあり審議が行われました。これの加害馬として挙げられたのがサートゥルナーリアでしたので、降着の可能性もゼロではありませんでしたが、結果的に着順変更なくサートゥルナーリアが制しています。

桜花賞は暴露王注目のグランレグリアが衝撃の勝利

4月7日に阪神競馬場で開催された桜花賞は今年最初のクラシックレースであり、数多くの競馬ファンが注目していました。昨年は怪物牝馬のアーモンドアイが勝利したことでも話題になり、今年はどのようなドラマが見られるのか期待していたのは暴露王だけではないはずです。

1番人気に推されたのは昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを勝利し、チューリップ賞も勝利し4連勝で桜花賞に臨んだダノンファンタジーです。この馬はディープインパクト産駒で、母父がNotForSaleという良血馬で、1番人気に推されて当然の実績を誇ります。

そして2番人気は昨年の朝日杯フューチュリティSに出走し牡馬相手に3着に入ったグランアレグリア。朝日杯フューチュリティSからの直行となりましたので2番人気になりましたが、牡馬混合GIで3着に入るというのは素晴らしいことです。

そして3番人気は阪神ジュベナイルフィリーズで惜しい2着に入り、今年初戦のクイーンCで優勝したクロノジェネシス、4番人気はクロノジェネシスと惜しい競馬をしているビーチサンバでした。レースがスタートすると、人気薄のプールヴィルがまずハナを切り、それに続く形でジュランビル、メイショウケイメイなども前目につけます。2番人気のグランアレグリアも比較的前目につけ、1番人気のダノンファンタジーはその少し後ろという位置取りです。

4コーナーをカーブして最後の直線に入ってまだプールヴィルがギリギリ先頭に立っているものの、すぐ外からグランアレグリアが一気に伸びてきます。グランアレグリアがあっさりと交わして後は後続を突き放す一方という形で、残り200m地点あたりでこの馬の勝利を確信した競馬ファンも多いのではないでしょうか。2着争いは比較的混戦となりましたが、7番人気のシゲルピンクダイヤが優勝馬から2馬身半差離れて2着に入っていますそして上位人気のクロノジェネシスが3着に入り、そのハナ差4着が1番人気のダノンファンタジーです。

上位人気の馬が着順上位にやってきたイメージですが、何よりもこのレースの衝撃はグランアレグリアの勝利でしょう。昨年のアーモンドアイの勝利も驚きましたが、今年のグランアレグリアの勝利も同様にびっくりしたという人も多いのではないでしょうか。

グランアレグリアは次走NHKマイルCに向かい、そしてその後は恐らくオークスには向かわないでしょう。ということはオークスの要素はかなり難しくなりそうですね。

香港チャンピオンズデーに出走した日本馬の成績とレースについて

4月28日に香港のシャティン競馬場において国際的なGIレースが複数行われました。6レースのチェアマンズスプリントプライズには日本からナックビーナスが出走していました。武豊騎手が騎乗していて、最終的には4番人気になっていました。

1番人気は現地香港のビートザクロックで、この馬は今年1月のセンテナリースプリントカップを勝ち、前走のスプリントカップでは2着に敗れています。鞍上は日本でもおなじみのモレイラ騎手で、どんなレースをするのか期待していた人も多いでしょう。2番人気はサンタアナレーン、3番人気はラタンという順で、全部で10頭が出走しました。

ラタンが逃げて、それにナックビーナスが続き、4コーナーをカーブして最後の直線に入っても逃げるラタンが頑張ります。しかし外から1番人気のビートザクロックが迫りゴール前でしっかりと交わし、それ以外にも香港のリトルジャイアントが強襲して3着に入っています。日本代表のナックビーナスは残念ながら6着に敗れてしまいましたが、素晴らしいレースを見せてくれました。

そしてクイーンエリザベス2世Cには日本からもウインブライト、リスグラシュー、ディアドラが参戦し、それぞれ4番人気2番人気、3番人気でした。1番人気は現地香港のエグザルタントで、香港ヴァーズやセンテナリーヴァーズ、香港ゴールドCを3連勝し臨んできました。

レースがスタートしてムラ馬のパキスタンスターが逃げの手に出て、それに続いてタイムワープ、サザンレジェンドといった形。各馬道中はそれほど大きな動きをすることなく3コーナーを回り、4コーナーにかかるあたりで動きが激しくなります。日本のウインブライトが直線半ばで先頭に立つと、そのまま押し切り、圧倒的1番人気のエグザルタントを2着に退けています。3着にはリスグラシューが入り、ディアドラは6着という結果でした。

そして日本馬の出走こそありませんでしたが、チャンピオンズマイルも開催されました。このレースには最大注目馬のビューティージェネレーションが出走していて、なんと現地での単勝オッズは1.0倍ですから驚きます。スピードの違いからか逃げ、4コーナーを回って直線に入っても全く本気を出すことなく力を見せ付けます。かなりの余裕を持ったままゴールインし、本気で追われることはありませんでした。

香港チャンピオンズデーは一日の間に複数の大きなGIレースが行われるので暴露王もかなり注目していました。とても楽しく、素晴らしい日となりました。