G1217勝目を挙げたM.スミス騎手とは?

アメリカを代表するジョッキーの1人でもあるM.スミス騎手。非常に有名で、全世界的に見てもかなりの知名度を誇っています。ただ有名なだけではなく、残している実績もすさまじく、まさに人気の騎手の中でもトップクラスの存在感を放っています。

そんなM.スミス騎手は、意外と日本人の競馬ファンにはあまり知られていません。日本人はスミヨン騎手、ムーア騎手、ボウマン騎手などは知っているものの、あまりアメリカ人騎手については知りませんよね。基本的にアメリカ人の騎手は短期免許で日本に来ることはありませんし、そもそもアメリカはダートが主体です。

ですから日本の馬が遠征することが非常に少なく、自然と知る機会も減るというわけです。またアメリカは世界最大の競馬国なので、当然騎手の数も多いので、ある意味ではM.スミス騎手のような大物騎手でさえ日本人の感覚の中に埋もれてしまっているという現実もあります。

M.スミス騎手は12月28日のマリブSというGIレースでオマハビーチに騎乗して、見事優勝しました。これで通算のGI勝利数が「217」となり、これは北米記録となります。ちなみにオマハビーチは今年のアーカンソーダービー、スプリントチャンピオンシップSに勝利し、ブリーダーズCダートマイルでは2着に入っています。

そのほかにM.スミス騎手は過去に、名だたる名馬に騎乗しています。近年でいうと三冠馬のジャスティファイ、アロゲート、ソングバード、ゼニヤッタetc…数え切れないほどの有名な馬とともにレースに勝利し、過去にはエクリプス賞最優秀騎手に2度輝いています。そして米競馬の殿堂入りを果たしています。

現在の年齢は54歳。主にアメリカの西海岸エリアを中心に競馬に騎乗しており、年齢を重ねても色あせることのない活躍ぶりを見せています。

それにしてもアメリカはGIの数が桁違いに多いとはいえ、「217」という数字はかなり素晴らしいです。日本では見る機会がほとんどないので、ぜひとも再び来日して騎手をして欲しいです。アメリカはヨーロッパのようにオフシーズンがないので、それも難しいかもしれませんが。

伝説的な活躍をしているM.スミス騎手はもちろん武豊騎手やデットーリ騎手よりも年上です。元気いっぱいに馬に乗り続けている姿は多くの人たちに元気を与えてくれることでしょう。今後も優れた記録を作り続けてくれるはずですし、彼ならば思いもよらない新記録を作ってくれるのではないかと暴露王も期待しています。

関連記事:「予想に関する評価が高い暴露王、その理由は?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>