角居勝彦調教師が13週連続勝利の記録を作る

圧倒的な成績を挙げていて、日本屈指の調教師といわれているのが角居勝彦調教師です。
藤沢和雄調教師や矢作芳人調教師、堀宣行調教師などにも負けていないやり手で、これまで様々な超一流馬を育ててきました。
牝馬ながらダービーを制したウオッカやドバイワールドC馬のヴィクトワールピサなど、紹介しきれないくらいの名馬と縁があります。
今回は、そんな角居勝彦調教師が素晴らしい記録を打ち立てました。

管理している馬が13週連続勝利を果たしたという記録で、約3か月間毎週管理馬が勝利を挙げていたことになります。
年間1勝もできない調教師がいるなかこれだけの成績を収めることができるのはすさまじく、これまでの日本記録を圧倒的に更新しました。
残念ながら14週連続という記録を達成することはできませんでしたが、暴露王が見ている5月末時点では角居勝彦調教師はリーディングトップに立っています。
まだ1年の半分が経過した状況ですので今年のリーディングトレーナーに輝くかわかりませんが、有力馬が多数いるので期待できそうです。

重賞級、GI級の馬を多数預かっていて、そして今年大きな飛躍が期待されているシャケトラもこの厩舎の所属馬となっています。

また新たな記録を作ってほしいですね。

京王杯スプリングCはGI馬が貫録勝ち

安田記念の前哨戦としても有名な京王杯スプリングCは、歴史あるG2レースです。
今年はディフェンディングチャンピオンでもあるサトノアラジンが1番人気、そして昨年のスプリンターズSを勝ち、今年の高松宮記念で3着だったレッドファルクスが2番人気、そして3番人気はキャンベルジュニアでした。
レベルが相当高い!というわけではありませんが、層が薄い今の短距離界の割には好メンバーがそろった感もあります。

ヒルノデイバローが逃げ、直線なかばまで粘りますが、多数の馬が襲い掛かってきます。
そんな中で勢いよく抜け出したのは、GI馬のレッドファルクス。
そして11番人気と人気薄のクラレントもやってきますが、デムーロ騎手鞍上のレッドファルクスが完勝でした。
3着はグランシルクとなり、そして逃げたヒルノデイバローが4着、終始後ろのほうにいたトウショウドラフタが5着でした。
比較的後ろからいった馬のほうが有利なレースだったかもしれません。

暴露王が見守る中、見事優勝したレッドファルクスはこれで重賞3勝目となり、次走は安田記念に出走します。
1600メートルを走った経験が1回しかありませんし、その際には負けているので距離の不安もありますが、デムーロ騎手がうまく導いてくれるでしょう。