暴露王が注目する人気馬のレース情報

サンライズノヴァが武蔵野Sを制して3連勝

東京競馬場で11月10日に開催された武蔵野Sは、全部で16頭の馬が出走しました。1番人気は今年4歳のサンライズノヴァであり、オープン特別競走に連勝して臨んでいました。そしてこの馬は昨年のジャパンダートダービーで1番人気に推され、今年のフェブラリーSでは4着に入るなど以前から力が認められていました。

2番人気はルメール騎手が騎乗するナムラミラクルで、前走ではサンライズノヴァに敗れましたが鞍上強化ということで武蔵野Sでも期待されていました。そして芝からダートに転向し2連勝し前走は重賞で2着に入ったウェスタールンドは3番人気でした。

レースがスタートし、1番人気のサンライズノヴァが後ろから行く流れ。道中はルグランフリソンが逃げ、そして少し開いて、ルメール騎手が騎乗するナムラミラクルが2番手、3番手にはクルーガーが続きます。4コーナーをカーブし最後の直線に入ってもまだ粘るルグランフリソン。しかしその外からは徐々に有力馬が迫ってきます。良い手応えでまずナムラミラクルが逃げるルグランフリソンをかわして先頭に立ちますが、その後外からサンライズノヴァとクインズサターンが襲いかかります。

結果的に人気のサンライズノヴァが2着のクインズサターンに1馬身4分の1差を付け、2着と3着のナムラミラクルの差はクビ差でした。

ジャパンCは世界レコードであの馬が優勝

11月25日に東京競馬場の芝2400mで開催されたジャパンカップ。日本を代表するGIレースでもあり、今年もアーモンドアイをはじめとした有力馬がこぞって出走しました。アーモンドアイの単勝オッズは1.5倍と断然であり、2番人気は6.5倍のスワーヴリチャード、3番人気はサトノダイヤモンド、4番人気はキセキでした。

スタートを切ると予想通りキセキが先頭を奪い、続いてノーブルマーズという流れ。驚きなのがアーモンドアイが3番手にいるという点であり、スタートから1分が経過する頃には2番手に進出しています。4コーナーを回って最後の直線に向くとキセキがまだ余力があるようにみえましたが、それ以上にアーモンドアイの実力が上でした。難なく逃げ粘る奇跡を差し切り、世界レコードでもある2分20秒6という驚異のタイムでゴール板を駆け抜けました。

これでアーモンドアイはジェンティルドンナ以来の史上2頭目となる牝馬三冠+ジャパンカップを3歳時に制覇するという偉業を達成したことになります。レイデオロとは勝負付けが済んでいませんが、恐らく来年は海外のレースに積極的に打って出るのではないでしょうか。

鞍上のルメール騎手も驚くほどの強さを示したアーモンドアイ。レース前には穴党馬券師たちが様々なあら探しをしましたが、それらも無意味となりました。

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