朝日杯FSは最も強い2歳馬(セン馬を除く)を決めるレースだといえます。
阪神JFは牝馬しか出走することができませんが、朝日杯FSにはセン馬以外はすべて出走できます。
できればセン馬も出走可能になってほしいのですが…
今年の2歳戦のキーワードは「フランケル」でした。
阪神JFをソウルスターリングが勝ち、朝日杯FSの1番人気はフランケル産駒の牝馬ミスエルテ。
しかしミスエルテは4着に敗れてしまい、優勝したのはディープインパクト産駒のサトノアレスでした。
連勝中ということもあり勢いがあったのでしょう。
半馬身差の2着にはモンドキャンノが入り、3着には逃げ粘っていたボンセルヴィーソが入りました。
2番人気のダンビュライトは13着、5番人気で武豊騎手鞍上のタガノアシュラは14着という結果に終わりました。
全ての馬がまだまだ粗削りで幼さを見せている面もありましたので、まだまだこれから成長することでしょう。
優勝馬のサトノアレスは調教師が藤沢和雄氏です。
この前の週にはソウルスターリングで阪神JFを勝っているので、2017年のクラシック戦線が楽しみです。
若駒のレースは、古馬のレースに比べて粗削りな面もありますが、フレッシュさも感じさせてくれます。
2016年にデビューした藤田菜七子騎手が、そのルックスのかわいさも手伝って大人気になりました。
特にデビュー前からデビューして1ヶ月、2ヶ月ほどはフィーバーが起きており、多くのファンが競馬場に駆け付けたようです。
藤田騎手はCMにも出演するといった活躍ぶりも見せていましたが、彼女は騎手です。
ですのでまずは騎手としてある程度結果を残すという目標を達成するべきでしょう。
はじめは周囲の馬主さんや調教師からもバックアップを得ることができていましたが、期待されたほどの勝利数を挙げることができずに、徐々に藤田騎手の話題も少なくなりました。
ですが彼女はかなり頑張っており、JRAのレースだけではなくて、海外や地方競馬でも積極的に騎乗しています。
2016年に彼女が挙げたJRAレースの勝利数は「6」です。
決して多いとは言えませんが、乗り鞍が少ないにもかかわらずかなり頑張ったと言えそうです。
まだ1年目が終わったばかりですから、これからどんどん成長していってくれることでしょう。
特にデビューした当初は競馬に集中できない環境だったことは間違いないので、2017年以降の活躍に期待したいです。
様々なプレッシャーから解放されると思い切った騎乗ができるかもしれませんね。
暴露王は無料でも競馬予想に役立つ情報が手に入り、有益なサービスを提供いしています。