暴露王が解説する2020年1月の3歳重賞

2020年1月には3歳馬が対象の重賞レースが全部で3つ行われました。その3レースは、シンザン記念・フェアリーS・京成杯です。

まず1月12日に京都競馬場で行われたシンザン記念は、圧倒的1番人気に推されたルーツドールが敗れる波乱となりました。この馬は1戦1勝でしたので扱いが難しいですよね。それに対して勝利したのは、2戦1勝で新馬戦を勝利後アルテミスSでリアアメリアの2着に入ったサンクテュエール。想像以上に強烈な力を発揮し、プリンスリターンをクビ差交わし優勝しています。出遅れながらの勝利であり、鞍上はルメール騎手。今後の活躍が期待されます。

そして翌日の1月13日に中山で行われたのがフェアリーSです。牝馬限定戦のためシンザン記念よりもレースレベルが落ちてしまいますが、クラシック路線を占うに当たってとても重要なG3レースです。1番人気はルメール騎手が騎乗するアヌラーダプラで、新馬戦と1勝クラスを連勝し、2戦2勝で挑戦。2番人気はマーフィー騎手が騎乗するシャインガーネット。この馬も2戦2勝なので未知の部分も多かったと言えます。そして3番人気は3戦2勝で、過去にシャインガーネットに敗れているスマイルカナ。

レースはスマイルカナが逃げ、シャインガーネットやダイワクンナナなどが前目につけます。結果的に逃げたスマイルカナが2着のチェーンオブラブに2馬身半差をつけ勝ち、そして3着にはポレンティアが入りました。1番人気の馬は6着、2番人気は4着に敗れ、3連単は93,230円の荒れ模様。

1月19日に行われたのは京成杯です。中山競馬場の芝2000mが舞台なので、皐月賞と同じですね。今年の1番人気は母がアドマイヤグルーヴのスカイグルーヴ。父はエピファネイアです。デビュー戦では1番人気に応えて2着に0.9秒差をつける圧勝なので、京成杯でも人気に推されました。2番人気はヒュッゲ、3番人気はゼノヴァースです。

レースがスタートし逃げたのはロールオブサンダー、それに続き人気のスカイグルーヴやヒュッゲも前方にいます。そんな状態でレースが進み、スカイグルーヴが抜け出して勝利…と思われたところに人気薄のクリスタルブラックが突っ込んできて見事に優勝。これで2戦2勝。やはり無敗馬には注目するべきですね。

以上のようにシンザン記念・フェアリーS・京成杯それそれで、今後が期待される馬が勝利しました。引き続きこれらの馬をウォッチングしてください。

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