暴露王注目!6月のJRA関連ニュース

6月には競馬界をにぎわせるようなJRA関連のニュースがいくつかありました。その中でも特に大きい出来事が、禁止薬物が飼料添加物に混入していたという問題ではないでしょうか。今回ここまで事態が大きくなったのは、JRAの責任も問われているからです。

テオブロミンという禁止薬物がグリーンカルというサプリメントに含まれていて、発覚したのが6月の14日のここだと言われています。これは金曜日ですから、当然土日の競馬にも大きな影響を及ぼしました。土日合わせて156頭にのぼる馬たちが出走することができず競走除外になってしまい、数多くのレースが少頭数での競馬になりました。禁止薬物というのは競馬において絶対あってはならない問題ですので非常に困ったことですが、ファンにとってはそれ以上に面白味のない競馬や管理体制の不十分さに目がいったと思われます。

JRA関連のニュースは他にもあり、続いては嬉しいニュースです。美浦トレセンと栗東トレセンにおいてウッドチップコースの調教時計を自動で計測できるようにするというものです。まだ計画段階のため多少の年月がかかりますが、予定では2021年の年末には完了させたいとのことです。これにより今まで以上に確実性の高い調教時計データを知ることができるので、厩舎関係者のみならず馬券を予想する競馬ファンにとってもより良いことでしょう。このような改革が次々と行われれば、日本の競馬はより魅力的で楽しみのあるものになるでしょう。

続いてのニュースもJRAにとっては非常に大きなものです。天皇賞春や菊花賞などが開催されている京都競馬場ですが、ついにスタンドや厩舎エリア、そして馬場など様々な部分の整備工事が行われます。規模の大きな工事となるので4年間にわたって施工され、2020年2月から2023年3月までの約3年間は競馬開催自体も行われません。それによる他の競馬場への振り替えについてはまだ詳細が決まっていないようなので、JRAより正式な発表を待ちましょう。京都競馬場は数ある競馬場の中でも重要度が高いので、これを機にファンにより愛されるような施設に生まれ変わって欲しいと思います。それにしても、菊花賞や天皇賞などが他の競馬場で行われるというのは想像しにくいですよね。

以上のような出来事やニュースが2019年の6月にはありました。良いニュースもあれば非常に悪いニュースもあり、特に禁止薬物に関する問題は看過できません。

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