サウジカップと世界の高賞金レース

競馬のレースは賞金が高額であることが有名で、特に日本のJRAが開催しているレースは世界的に見ても高額賞金だと言われています。もちろん日本のGIレースも高額賞金なのですが、海外に目を向けると、比較にならないほどの高額賞金を用意しているレースが枚挙にいとまがありません。今回は世界の高額賞金レースや、2020年開始の大注目のレースまで様々紹介します。

まず現在の超高額賞金レースは以下の通りです。(レートなどにより変動することも)

・ドバイワールドC
賞金総額は13億円を超え、1着賞金は8億円に迫る勢いです。高額賞金レースの中でも日本人になじみ深く、日本馬が出走することも多いです。

・ジ・エベレスト
2017年から始まったオーストラリアのレースで、芝1200mを舞台に開催されます。これまで開催された第1回目と第2回目はともにRedzelが勝利しています。賞金総額はおよそ10億円です。

・ペガサスワールドC
このレースもまだ歴史が浅く、2017年に開始されましたが、すでに歴史的な名馬が勝利しています。アロゲートやガンランナーなどが勝ち、ペガサスワールドCのレベルの高さを世界中に示しました。1着賞金は4億円以上で、賞金総額は約10億円です。

・ペガサスワールドCターフ
レース名からもわかるようにペガサスワールドCの芝バージョンです。こちらは2019年から開始され、日本への輸入が決まっているブリックスアンドモルタルが制覇。日本からもアエロリットが出走したので、覚えているという競馬ファンも多いでしょう。

・BCクラシック
世界的に名が知られ、そこそこ長い歴史を有するレースです。数あるBCのレースの中でも最も権威があり、過去には数多くの名馬が制しています。1着賞金は3億6000万円ほどです。

BCクラシックと同程度のレースは他にも様々あり、ドバイシーマクラシックやドバイターフ、凱旋門賞などが当てはまります。

以上のように様々な高額レースがありますが、いよいよ2020年の2月にサウジアラビアでサウジカップが行われると報道されました。なんと賞金総額はおよそ22億円で、1着の賞金は11億円ほどです。ドバイワールドCをはじめとするこれまでの高額レースとは比較にならないほどの賞金の高さが自慢です。

しかし暴露王が気になるのはサウジアラビアという点。サウジアラビアは決して競馬が有名という国ではありませんが、その恵まれたマネーを利用して競馬先進国の仲間入りを果たすそうとしているのでしょう。

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