今年の前半のGIを振り返る

2017年の競馬も宝塚記念の週をもって前半戦が終了し、GIレースは「13」行われました。

まずフェブラリーSでは強い4歳世代のゴールドドリームが歴戦の猛者を退ける形で優勝しました。それ以降の成績は芳しくありませんが、ドバイ遠征の疲れが出ているのかもしれん。

そして電撃のスプリント戦でもある高松宮記念が3月に行われ、セイウンコウセイが力強い走りを見せ、良くない馬場状態のコースを駆け抜けました。この馬も最強と言われた4歳世代ですね。

続いて阪神競馬場で開催されたのが大阪杯です。暴露王が見守る過程で昨年まではスーパーG2として有名でしたが、今年からはGIに昇格しました。想像以上に盛り上がり、キタサンブラックが他の馬を寄せ付けずに完勝しました。昨年の有馬記念以来のぶっつけ本番でしたが武豊騎手を背に力を見せつけました。

そして次の週も同じ阪神競馬場で桜花賞が開催され、圧倒的人気のソウルスターリングがまさかの敗戦。勝利したのはレーヌミノルで小倉2歳S以来の勝ち星が桜花賞でした。

中山グランドJは、障害界最強のオジュウチョウサンが貫録勝ちを見せました。
しかしその後故障が発覚し、休養することになりました。

特に大阪杯は全国的に盛り上がりを見せました。

今年のアイビスサマーダッシュを暴露王が展望

JRAの重賞の中で唯一の1000mの重賞レースといえばアイビスサマーダッシュです。新潟競馬場の1000mの直線コースで開催され、他のコースでは味わえない感覚を体感でき、サラブレッドのスピード感を実感できます。過去にはカルストンライトオなどの有名馬も制しているレースで、新潟記念に並ぶ新潟競馬場が誇る重要なレースとなっています。

暴露王も注目しているのですが、今年出走予定している馬の中には、ネロもいます。ネロは昨年のアイビスサマーダッシュで2着に入り、他のレースでも善戦しているので、1番人気に支持される可能性も高いです。父はヨハネスブルグ、母父はサンデーサイレンスという血統です。

そして前走韋駄天S(アイビスサマーダッシュと同じコース)で勝利しているフィドゥーシアも注目すべき存在で、夏に強い牝馬の力を見せつけてくれるかもしれません。

3歳のアリンナも魅力的で、葵Sでは不良馬場でエントリーチケットに勝ちました。恐らく斤量も軽くなると思うので一発あってもおかしくはありません。
ブレイズエターナルなども出走を予定していて、盛り上がるでしょう。

アイビスサマーダッシュは他のレースとは全く違った楽しみ方ができるので、可能であればぜひ生で観戦していただきたいです。