今年の3歳世代の中で最も注目を集めているのは、2017年の朝日杯FSを制しているダノンプレミアムでしょう。
この馬は現時点で無敗を貫いており、弥生賞でも単勝1.8倍の1番人気でした。他にも無敗馬や強豪馬がいる中で圧倒的な支持をされたというのは本当に素晴らしいことです。
ワグネリアンやオブセッション、ジャンダルムといった馬もいて、当日の中山競馬場は大盛り上がりでした。
まず逃げたのはサンリヴァルで、その後にダノンプレミアムやリビーリング、ジャンダルムなどが続きます。暴露王が注目する中、3コーナーを回って4コーナーに到達するまでにダノンプレミアムがすでに先頭に並びかける勢い。
直線に向くと余裕を持った感じで追い出し、結果的に2着に入ったワグネリアンに1馬身半の差をつけて完勝しました。3着にはGI2着の実績があるジャンダルムが3着に入り、オブセッションは残念ながら7着に敗れてしまいました。
この勝利を受けて早くもダノンプレミアムには三冠馬になるのではないかといった噂が広がっています。三冠馬になるというのはそれほど簡単なものではありませんが、これまでのパフォーマンスを見てみるとその可能性を秘めていることが理解できるでしょう。