2018京都大賞典にダービー馬が?
毎日王冠と並ぶ秋のスーパーG2といえば京都大賞典が有名で、過去にはそうそうたる馬たちが優勝を果たしています。今年の京都大賞典は毎日王冠以上のメンバー構成が予想され、上位人気が予想されているのは昨年のジャパンカップを制し、その他にも惜しい競馬をたくさんしているシュヴァルグランです。
この馬は今年6歳ですが天皇賞春で2着に入るなどまだまだ健在です。他には菊花賞と有馬記念を制しているサトノダイヤモンドも注目されていて、近走は精彩を欠いていますのでここで復活ののろしをあげたいところです。
他には神戸新聞杯を制してダービーを含めて2連勝中のワグネリアンは菊花賞ではなく天皇賞秋への出走を表明しているので、この馬が本命視されるかもしれません。当日までわかりませんが1番人気になる可能性も高く、シュヴァルグランやサトノダイヤモンドなど相手に勝利できれば、今後の日本競馬界を背負っていく馬になれるでしょう。
またシャケトラやパフォーマプロミスといった有力馬も出走を予定しているので簡単に勝てるわけではありません。京都大賞典は歴史のあるレースのため、ダービー馬のワグネリアンをはじめとした出走馬達にも注目してください。
ヴェロックスが敗れるほどの強さを誇るカテドラル
強い馬が出てきたと思えばすぐさまより強い馬が出てくるのが競馬ですが、特に2歳戦においては頻繁にそういったことが起こります。
8月5日に小倉競馬場で開催された2歳新馬には期待のヴェロックスも出走していました。ジャスタウェイ産駒ということもあり大注目ですし、馬主も調教師も超一流で、さらに生産者はノーザンファームという徹底ぶりです。実際にレースでは2着に1.3秒差をつける圧勝劇を演じ、当然次走の野路菊Sでも単勝1.4倍の1番人気に推されました。
野路菊Sは全部で6頭だけでしたが2番人気は、デビュー戦で重馬場ながら2着に0.4秒差をつけて勝ったカテドラルでした。
結果はカテドラルが1番人気のヴェロックスを退けて勝利し、強さを見せ付けました。勝利したカテドラルは前走からプラス10キロという馬体重の変わりようであり、そんな中2着に対して半馬身差をつけて勝利しているのです。
まだこの一戦だけでヴェロックスの力量を図れるわけではありませんが、最強候補と思われたヴェロックスを簡単に破る馬がいるというのはある意味では競馬の醍醐味かもしれませんね。これからどんどん2歳戦がはじまり、クラシックに向けて慌ただしくなるわけですが、より強い馬の登場に期待しましょう。