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藤田菜七子が好調!8月だけで4勝を挙げる

デビュー前から圧倒的な注目を浴びていた藤田菜七子騎手。
デビュー1年目は期待されているほど活躍できませんでしたが、ここ最近勝ち星をかなり伸ばしています。
人気薄での勝利も多く、実力をつけてきたと競馬ファンの間でも噂されています。

暴露王が応援してきた中、8月にはJRAのレースだけで4勝を挙げています。
今年のJRAでの勝利数が9勝なので約半数を8月に挙げたことになります。
一気に調子を上げてきているので、9月以降も大きな躍進が期待できるかもしれません。

「コパノ」の冠名でおなじみの小林祥晃氏が藤田菜七子騎手を気に入っているようなので、今後も騎乗を任されるはずです。
また新潟の芝1000メートルでは2勝を挙げていて、2番人気と8番人気での勝利ですから、もしかすると千直のコツをつかんだのかもしれません。
このコースは非常に特徴的で、西田騎手などが得意だといわれていますが、藤田菜七子騎手はそれ以上の存在になる可能性も秘めています。

またJRAだけではなくて地方競馬でも積極的に騎乗していて、実際に8月には勝利を収めているため、地方競馬からの支持も厚くなっています。
若手騎手の中にはもっと成果を残している騎手もいるので、藤田菜七子もこの調子で頑張ってほしいです。

北村友一騎手が凄い記録を達成した

暴露王競馬の期待通り、今30歳の北村友一騎手が7月9日の函館競馬にて素晴らしい記録を達成しました。

この日北村友一騎手は7つのレースに騎乗して4勝を挙げ、さらに3回2着になるという活躍ぶりで、この日7回の騎乗機会があり見事7レースで連対を果たしました。勝利時の人気は、1番人気、1番人気、2番人気、3番人気で、2着の3回の人気は2番人気、5番人気、6番人気となっており、1着に関しては人気上位での勝利が多いですが、2着については5番人気や6番人気もあるためうまく騎乗しました。

北村友一騎手は技術力のある騎手として知られており、現時点でGI勝利はありませんが重賞には何度も勝利しています。今年は7月23日終了時点ですでに40勝を挙げており、これまでの1年あたりの最高勝利数の58勝を余裕で超える勢いです。

先日は中京競馬場で開催されたCBC賞で実力馬のシャイニングレイに騎乗し、ゴール直前で見事差し切り優勝しました。今年の秋はシャイニングレイと共に大きな舞台に臨むことも考えられるため、期待しているファンもたくさんいるでしょう。

北村友一騎手はコンスタントに毎年活躍しているので、彼のことを応援している競馬ファンや馬主、調教師も多いはずです。

今年の前半のGIを振り返る

2017年の競馬も宝塚記念の週をもって前半戦が終了し、GIレースは「13」行われました。

まずフェブラリーSでは強い4歳世代のゴールドドリームが歴戦の猛者を退ける形で優勝しました。それ以降の成績は芳しくありませんが、ドバイ遠征の疲れが出ているのかもしれん。

そして電撃のスプリント戦でもある高松宮記念が3月に行われ、セイウンコウセイが力強い走りを見せ、良くない馬場状態のコースを駆け抜けました。この馬も最強と言われた4歳世代ですね。

続いて阪神競馬場で開催されたのが大阪杯です。暴露王が見守る過程で昨年まではスーパーG2として有名でしたが、今年からはGIに昇格しました。想像以上に盛り上がり、キタサンブラックが他の馬を寄せ付けずに完勝しました。昨年の有馬記念以来のぶっつけ本番でしたが武豊騎手を背に力を見せつけました。

そして次の週も同じ阪神競馬場で桜花賞が開催され、圧倒的人気のソウルスターリングがまさかの敗戦。勝利したのはレーヌミノルで小倉2歳S以来の勝ち星が桜花賞でした。

中山グランドJは、障害界最強のオジュウチョウサンが貫録勝ちを見せました。
しかしその後故障が発覚し、休養することになりました。

特に大阪杯は全国的に盛り上がりを見せました。

今年のアイビスサマーダッシュを暴露王が展望

JRAの重賞の中で唯一の1000mの重賞レースといえばアイビスサマーダッシュです。新潟競馬場の1000mの直線コースで開催され、他のコースでは味わえない感覚を体感でき、サラブレッドのスピード感を実感できます。過去にはカルストンライトオなどの有名馬も制しているレースで、新潟記念に並ぶ新潟競馬場が誇る重要なレースとなっています。

暴露王も注目しているのですが、今年出走予定している馬の中には、ネロもいます。ネロは昨年のアイビスサマーダッシュで2着に入り、他のレースでも善戦しているので、1番人気に支持される可能性も高いです。父はヨハネスブルグ、母父はサンデーサイレンスという血統です。

そして前走韋駄天S(アイビスサマーダッシュと同じコース)で勝利しているフィドゥーシアも注目すべき存在で、夏に強い牝馬の力を見せつけてくれるかもしれません。

3歳のアリンナも魅力的で、葵Sでは不良馬場でエントリーチケットに勝ちました。恐らく斤量も軽くなると思うので一発あってもおかしくはありません。
ブレイズエターナルなども出走を予定していて、盛り上がるでしょう。

アイビスサマーダッシュは他のレースとは全く違った楽しみ方ができるので、可能であればぜひ生で観戦していただきたいです。

角居勝彦調教師が13週連続勝利の記録を作る

圧倒的な成績を挙げていて、日本屈指の調教師といわれているのが角居勝彦調教師です。
藤沢和雄調教師や矢作芳人調教師、堀宣行調教師などにも負けていないやり手で、これまで様々な超一流馬を育ててきました。
牝馬ながらダービーを制したウオッカやドバイワールドC馬のヴィクトワールピサなど、紹介しきれないくらいの名馬と縁があります。
今回は、そんな角居勝彦調教師が素晴らしい記録を打ち立てました。

管理している馬が13週連続勝利を果たしたという記録で、約3か月間毎週管理馬が勝利を挙げていたことになります。
年間1勝もできない調教師がいるなかこれだけの成績を収めることができるのはすさまじく、これまでの日本記録を圧倒的に更新しました。
残念ながら14週連続という記録を達成することはできませんでしたが、暴露王が見ている5月末時点では角居勝彦調教師はリーディングトップに立っています。
まだ1年の半分が経過した状況ですので今年のリーディングトレーナーに輝くかわかりませんが、有力馬が多数いるので期待できそうです。

重賞級、GI級の馬を多数預かっていて、そして今年大きな飛躍が期待されているシャケトラもこの厩舎の所属馬となっています。

また新たな記録を作ってほしいですね。

京王杯スプリングCはGI馬が貫録勝ち

安田記念の前哨戦としても有名な京王杯スプリングCは、歴史あるG2レースです。
今年はディフェンディングチャンピオンでもあるサトノアラジンが1番人気、そして昨年のスプリンターズSを勝ち、今年の高松宮記念で3着だったレッドファルクスが2番人気、そして3番人気はキャンベルジュニアでした。
レベルが相当高い!というわけではありませんが、層が薄い今の短距離界の割には好メンバーがそろった感もあります。

ヒルノデイバローが逃げ、直線なかばまで粘りますが、多数の馬が襲い掛かってきます。
そんな中で勢いよく抜け出したのは、GI馬のレッドファルクス。
そして11番人気と人気薄のクラレントもやってきますが、デムーロ騎手鞍上のレッドファルクスが完勝でした。
3着はグランシルクとなり、そして逃げたヒルノデイバローが4着、終始後ろのほうにいたトウショウドラフタが5着でした。
比較的後ろからいった馬のほうが有利なレースだったかもしれません。

暴露王が見守る中、見事優勝したレッドファルクスはこれで重賞3勝目となり、次走は安田記念に出走します。
1600メートルを走った経験が1回しかありませんし、その際には負けているので距離の不安もありますが、デムーロ騎手がうまく導いてくれるでしょう。

マイラーズCでイスラボニータが久々の勝利を挙げる

GI馬だからといってずっと勝ち続けるわけではありません。
2014年の皐月賞を制したイスラボニータは、それ以降も最前線で戦い続けていました。
ダービーは惜しくも2着に敗れてしまいましたが、しかしセントライト記念で優勝を果たしました。
ですがその後2着や3着ばかりで勝ち切ることができず歯がゆい思いをしていたことでしょう。
マイラーズCを勝てば約2年半ぶりの勝利となりますが、マイラーズCには、昨年のクラシック競走全てに出走したエアスピネルや前走エアスピネルを破ったブラックスピネル等も出走しており、レベルは決して低くはありませんでした。

暴露王が大注目した本番レースはサンライズメジャーが逃げ、そしてヤングマンパワーが続く展開、フィエロやクルーガーも前目につけており、イスラボニータとエアスピネルはほぼ同じ位置で最後の直線を待ち、結果的にイスラボニータが2着のエアスピネルを半馬身退けて勝利。
イスラボニータが久々の勝利を挙げました。

イスラボニータもエアスピネルも安田記念に出走しますので、今度は違った結果になるかもしれません。
もちろん安田記念にはグレーターロンドンのような強豪馬も出走を予定しているので、楽しみなレースとなりそうです。

ミッキークイーンが阪神牝馬Sで貫録勝ち

牝馬限定戦の重賞レースは多数ありますが、なかでも阪神牝馬Sは格が高く、GI戦線で活躍する牝馬も多く出走します。
ヴィクトリアマイルなどの前哨戦としても理想的な時期に行われるので、今年もミッキークイーン(1番人気)、クイーンズリング(2番人気)、アドマイヤリード(3番人気)などの馬が出走をしました。

暴露王が注目するミッキークイーンは2冠牝馬で、他のGIレースにおいても2着になるなどの活躍ぶりを見せており、昨年の阪神牝馬Sでは2着に敗れています。
クイーンズリングは昨年のエリザベス女王杯でミッキークイーンを下しており、今回の阪神牝馬Sでも大きな期待がなされていました。

クイーンズリングが逃げる思いがけない展開で、続いてクロコスミアが続き、クイーンズリングが失速するとクロコスミアが先頭に。
クロコスミアが直線半ばまで粘りますが、ジュールポレール、アドマイヤリード、そしてミッキークイーンがやってきます。
とくにミッキークイーンの脚が際立っており、あっさりと交わして貫録勝ち。
ヴィクトリアマイルに向けて最高のスタートを切りました。
15着と大敗してしまったクイーンズリングもヴィクトリアマイルでの雪辱を期していることでしょう。

元JRA騎手の藤田伸二氏が復帰する?

JRAを代表する騎手でもあった藤田伸二元騎手。
良くも悪くもとても目立つ騎手で、フサイチコンコルドで記録づくめのダービー制覇を果たしたり、フェアプレー賞を何度もとるなどの活躍を見せていました。
しかし突然2015年に騎手を引退してしまい、多くの競馬ファンを悲しませることに。
それ以後はバーを経営するなどの活動もしていたようです。

暴露王が見守るそんな中、藤田伸二元騎手が再び騎手になるのではないか?という報道がなされました。
JRAの騎手として、というわけではなくて、ホッカイドウ競馬で騎手として復帰するのではということでしたが、実際これが叶うかどうかは不明ですが、もしホッカイドウ競馬で現役復帰となればとても面白いことになりそうです。
ホッカイドウ競馬をより元気づけることにも繋がりますし、JRAの競馬しか興味がないファンに地方競馬を印象付けることもできそうです。

こういったことを藤田伸二元騎手が自身が考えるということは、少なからずJRAの騎手に未練があったのでしょうか。
これまでにJRAで活躍していた騎手が地方競馬の騎手になった例はいくつかありますが、藤田元騎手ほど有名な人がこれを達成したら話題になること間違いありませんね。

数少ない障害のG2レースの一つ、阪神スプリングジャンプ

障害レースの重賞は多くはありませんが、3月11日には阪神スプリングジャンプが行われます。
普通の平地のレースとは異なり迫力満点ですが、長年競馬を見てきた人であっても、生で障害レースを観戦したことがない人もいます。
一度見ると衝撃を受けますから、ぜひ競馬場に足を運んでください。
重賞であれば午後に組まれるので、昼以降に競馬場についても見られます。

今年は現時点ではだれが出るのか不明ですが、オースミムーンが出走すると盛り上がります。
一昨年の阪神ジャンプS、東京ジャンプS、それ以前にも何度も障害重賞を制しています。
実績も素晴らしいですが、久しぶりの前走は敗れてしまいましたので、得意の舞台で今度こそ勝利してくれるでしょう。

暴露王がこれまで見てきた中では、過去にはサナシオンやサンレイデューク、ケイアイドウソジン等もこのレースを勝利しています。
芝3900メートルの障害コースは厳しいと思いますが、数少ないG2レースなので、中山グランドジャンプを目指す馬もステップレースとして出てきそうですね。
中山グランドジャンプはJRAが誇る障害GI2つのうちの1つですからね。
平地レースに比べると圧倒的に情報が少ないのですが、本当に見ごたえがあるので観戦してください。