マイラーズCでイスラボニータが久々の勝利を挙げる

GI馬だからといってずっと勝ち続けるわけではありません。
2014年の皐月賞を制したイスラボニータは、それ以降も最前線で戦い続けていました。
ダービーは惜しくも2着に敗れてしまいましたが、しかしセントライト記念で優勝を果たしました。
ですがその後2着や3着ばかりで勝ち切ることができず歯がゆい思いをしていたことでしょう。
マイラーズCを勝てば約2年半ぶりの勝利となりますが、マイラーズCには、昨年のクラシック競走全てに出走したエアスピネルや前走エアスピネルを破ったブラックスピネル等も出走しており、レベルは決して低くはありませんでした。

暴露王が大注目した本番レースはサンライズメジャーが逃げ、そしてヤングマンパワーが続く展開、フィエロやクルーガーも前目につけており、イスラボニータとエアスピネルはほぼ同じ位置で最後の直線を待ち、結果的にイスラボニータが2着のエアスピネルを半馬身退けて勝利。
イスラボニータが久々の勝利を挙げました。

イスラボニータもエアスピネルも安田記念に出走しますので、今度は違った結果になるかもしれません。
もちろん安田記念にはグレーターロンドンのような強豪馬も出走を予定しているので、楽しみなレースとなりそうです。

ミッキークイーンが阪神牝馬Sで貫録勝ち

牝馬限定戦の重賞レースは多数ありますが、なかでも阪神牝馬Sは格が高く、GI戦線で活躍する牝馬も多く出走します。
ヴィクトリアマイルなどの前哨戦としても理想的な時期に行われるので、今年もミッキークイーン(1番人気)、クイーンズリング(2番人気)、アドマイヤリード(3番人気)などの馬が出走をしました。

暴露王が注目するミッキークイーンは2冠牝馬で、他のGIレースにおいても2着になるなどの活躍ぶりを見せており、昨年の阪神牝馬Sでは2着に敗れています。
クイーンズリングは昨年のエリザベス女王杯でミッキークイーンを下しており、今回の阪神牝馬Sでも大きな期待がなされていました。

クイーンズリングが逃げる思いがけない展開で、続いてクロコスミアが続き、クイーンズリングが失速するとクロコスミアが先頭に。
クロコスミアが直線半ばまで粘りますが、ジュールポレール、アドマイヤリード、そしてミッキークイーンがやってきます。
とくにミッキークイーンの脚が際立っており、あっさりと交わして貫録勝ち。
ヴィクトリアマイルに向けて最高のスタートを切りました。
15着と大敗してしまったクイーンズリングもヴィクトリアマイルでの雪辱を期していることでしょう。