究極の末脚が炸裂!今年の桜花賞は圧巻

4月8日に阪神競馬場で開催された桜花賞は、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズなどを制して4戦4勝で望んだラッキーライラックが1番人気でした。そして2番人気にはシンザン記念で牡馬相手に豪脚を披露して勝利を収めたアーモンドアイ、3番人気は善戦マンというイメージの強いリリーノーブルでした。

レースはコーディエライトが逃げ、ツヅミモン、アンヴァルなどが続きます。3コーナーをまわる頃まで2番人気のアーモンドアイは後方2番手あたりを進み、対してラッキーライラックは3番手あたりを進みます。逃げ粘るツヅミモンをラッキーライラックが楽々ととらえにかかり先頭に立ちますが、大外からアーモンドアイが素晴らしい脚で追い込みを見せ、ラッキーライラックと並ぶ間もなく差し切ってそのまま優勝しました。

暴露王が見守るレースは、アーモンドアイが2着に1馬身4分の3差を付け、2着と3着の間は半馬身でした。予想以上に勝ち馬が強かったレースで、ラッキーライラックは石橋騎手が問題なく乗ったものの敗れてしまい、3歳牝馬クラシック路線がより混戦となりました。

次のオークスは血統面を見てみると圧倒的にラッキーライラックの方がアドバンテージを得られそうですが、実際に走ってみないとわからないので非常に楽しみです。

2016年日本ダービーを振り返る

日本ダービーの季節になると過去のダービーの記憶がよみがえるという競馬ファンも多いでしょう。2016年の日本ダービーはマカヒキ、サトノダイヤモンド、そして皐月賞馬のディーマジェスティが注目を浴びていました。皐月賞まではマカヒキ、サトノダイヤモンドの2強と目されていましたがディーマジェスティの台頭により状況は変わり、レース前から非常に盛り上がりを見せていたのを暴露王スタッフも記憶しています。

1番人気から4番人気のリオンディーズまでそれほど人気に差はありませんでしたが、最終的にはマカヒキとサトノダイヤモンドの一騎打ちとなり、鼻差マカヒキが勝利しました。マカヒキ→サトノダイヤモンド→ディーマジェスティという順で決まり、この後マカヒキは凱旋門賞に出走するために渡仏しニエル賞を勝利し、凱旋門賞では残念ながら14着に敗れてしまいました。ダービーで見せた強さを知っている日本の競馬ファンは大きなショックを受けました。

ダービーはマイネルハニーが逃げてプロフェット、アグネスフォルテが続く形で、最後の直線に向くと有力馬たちが外から襲いかかろうとします。残り200mの地点でエアスピネルが先頭に立ちますが、マカヒキがそれを差して先頭に立ち、外からサトノダイヤモンドが追い上げを見せます。そして両馬並んだところがゴール!でした。