5月27日に東京競馬場で行われた目黒記念は、ダービー開催日の最終レースということでいつもの重賞とは違った雰囲気が漂っていました。芝の長距離戦に該当し、毎年長い距離で強さを発揮する馬たちが出走しています。
今年の目黒記念で1番人気に推されたのは1600万条件と日経新春杯で連勝を飾ったパフォーマプロミスで、2番人気は天皇賞春で5着に入ったチェスナットコートです。チェスナットコートは今年の日経賞でガンコに敗れはしましたが2着に入り、今年の活躍が期待されています。3番人気はゼーヴィント、そして昨年の覇者でもあるフェイムゲームは4番人気と低評価でした。
暴露王が注目する中、レースで逃げたのはヴォージュで、その他にはリッジマンやノーブルマーズなどが続きますが、勝利を収めたのは9番人気のウインテンダネスでした。この馬は父がカンパニーということでカンパニー産駒の初重賞制覇が成し遂げられました。2着はノーブルマーズで、3着には1番人気のパフォーマプロミスが入り3連単は19万円台の高配当となりました。
なかなか他の重賞レースに結びつく(長距離重賞は除く)レースではないイメージが強いですが、ウインテンダネスなどは今後の活躍が期待されています。