安田記念の前哨戦としても有名な京王杯スプリングCは、歴史あるG2レースです。
今年はディフェンディングチャンピオンでもあるサトノアラジンが1番人気、そして昨年のスプリンターズSを勝ち、今年の高松宮記念で3着だったレッドファルクスが2番人気、そして3番人気はキャンベルジュニアでした。
レベルが相当高い!というわけではありませんが、層が薄い今の短距離界の割には好メンバーがそろった感もあります。
ヒルノデイバローが逃げ、直線なかばまで粘りますが、多数の馬が襲い掛かってきます。
そんな中で勢いよく抜け出したのは、GI馬のレッドファルクス。
そして11番人気と人気薄のクラレントもやってきますが、デムーロ騎手鞍上のレッドファルクスが完勝でした。
3着はグランシルクとなり、そして逃げたヒルノデイバローが4着、終始後ろのほうにいたトウショウドラフタが5着でした。
比較的後ろからいった馬のほうが有利なレースだったかもしれません。
暴露王が見守る中、見事優勝したレッドファルクスはこれで重賞3勝目となり、次走は安田記念に出走します。
1600メートルを走った経験が1回しかありませんし、その際には負けているので距離の不安もありますが、デムーロ騎手がうまく導いてくれるでしょう。