今年のBCクラシックは、ダートの新旧王者対決といった様相を呈していましたが、結果的に勝利を収めたのは3歳で勢いのあるアロゲートでした。2着はカリフォルニアクロームでしたが、3着は2着から10馬身以上も離されてしまう完ぺきな2強決着でした。
そんなアロゲート、父はUnbridled’s Song、母父はDistorted Humorという血統です。
デビュー戦は残念ながら3着に敗れましたが、2戦目を勝ち、5戦目にはトラヴァーズSを13馬身半差で勝っていました。
そしてBCクラシックでも強すぎる姿を見せてくれましたが、このレースで同馬が記録したのは134ポンドです。
これは現時点で単独世界1位であり、恐らく今年はこの記録を抜く馬は現れないでしょう。
ロンジンワールドベストレースホースランキングというと、日本馬で年間トップに立ったジャスタウェイが想像されると思います。
単純に考えると、今年のBCクラシックでアロゲートが見せたパフォーマンスは今年1番だったというわけです。
BCクラシックはドバイワールドカップと並ぶ世界的なダートレースです。
今年のドバイワールドカップの勝ち馬のカリフォルニアクロームを負かしたわけなので、アロゲートが1番強いといっても過言ではありません。