騎手の成績を見ていると、リーディング上位の騎手は年間100勝以上しますが、下位だと1勝すらできない騎手もいます。
そんな中、11月にはすごい記録が生まれました。
まずはC・ルメール騎手が11月6日に東京競馬場で1日8勝という記録を打ち立てました。
1日8勝は以前武豊騎手が達成していますが、それ以降ではルメール騎手が初です。
戸崎騎手とかなりの勝利数の差がありましたが、この記録のおかげもあり、一気に差を縮めることに成功しました。
このままルメール騎手が逆転するのか?と思われた中、11月26日には今度は戸崎騎手が1日6勝を挙げ、再び差を広げました。
戸崎騎手はトップクラスのジョッキーですが、1日に6勝するというのは今回が初めてです。
お互いが切磋琢磨して成長し、競争するというのはとても素晴らしいことですし、こういった記録を打ち立てることによって騎手自らのモチベーションも大いにアップすることでしょう。
現時点での日本記録は、武豊騎手とルメ-ル騎手の8勝ですから、今度は9勝を挙げてほしいですね。
多くのレースに騎乗するだけでも素晴らしいことなのですが、その中で勝ち星を積み重ねるというのは、本当に立派なことです。