クイーンSはG1馬のディアドラが制す

7月29日に札幌競馬場で開催されたクイーンSには、3歳から6歳の牝馬が全部で11頭出走しました。舞台は芝1800mということで、マイル路線や中距離路線、それ以上の距離のレースを使ってきた馬たちが出走していました。

1番人気は昨年の秋華賞馬でドバイターフ3着以来のレースとなるディアドラ。約4ヶ月ぶりで前走は海外のレースと決して理想的な形ではないのですがここではメンバーレベル的にも1番人気に推されました。2番人気は怪物牝馬と呼ばれていたソウルスターリング、3番人気は現在3歳でフィリーズレビューを勝って桜花賞で6着に入っているリバティハイツ。休養明けになるものの重賞を含む4レース連続2着を果たしているフロンテアクイーンが4番人気でした。

ハッピーユニバンスが出遅れてしまいますが、先頭争いはティーエスクライとツヅミモンという状況になります。しかし3コーナーを回る頃には後続馬達が押し寄せて、まず初めに7番のティーエスクライが脱落します。

4コーナーを回って最後の直線に入ると粘るツヅミモンにソウルスターリングが並びかけようとしますが、外から圧倒的な勢いでディアドラが追い込んできます。ディアドラが1頭だけ次元の違う脚で先頭に立つと、あとは2番手争いです。ソウルスターリングを最後の最後にフロンテアクイーンを交わしたところがゴール、この瞬間、暴露王は目を離せませんでした。

GI馬のディアドラが意地を見せる形で勝ち、2着には最近力をつけているフロンテアクイーン、3着はソウルスターリングでした。

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